ゲストハウスを経営していると、
「もっと予約を増やしたい」
「旅行予約サイトには掲載しているけれど、思うように予約が入らない」
「Instagramも頑張っているけれど、集客につながっているかわからない」
「公式ホームページは本当に必要?」
そんな悩みを感じることはありませんか?
ゲストハウスの集客方法には、旅行予約サイト、SNS、Googleマップ、口コミ、公式ホームページなど、さまざまな方法があります。
大切なのは、どれかひとつに頼るのではなく、それぞれの役割を理解して使い分けることです。
この記事では、個人経営や小規模なゲストハウスを想定して、旅行予約サイト・SNS・ホームページを中心に、それぞれの集客方法と使い分けについて解説します。
ゲストハウスの主な集客方法
ゲストハウスの集客には、次のような方法があります。
- OTA(オンライン旅行予約サイト)
- SNS
- Googleマップ
- 口コミ・紹介
- 公式ホームページ
- 地域や周辺施設との連携
それぞれに得意な役割があるため、「どれが一番いい」というよりも、お客様が宿を知ってから予約するまでの流れに合わせて組み合わせることがポイントです。
1.OTA|宿を探している人に見つけてもらう
じゃらん、楽天トラベル、Booking.comなどのOTAは、ゲストハウスを探している人に宿を見つけてもらうための重要な集客手段です。
OTAを利用する大きなメリットは、すでに「旅行に行きたい」「泊まる場所を探している」という人が集まっていること。
宿を一から知ってもらう必要がないため、開業したばかりの宿でも利用しやすい方法です。
一方で、同じエリアの宿泊施設と比較されやすいという特徴もあります。
料金、口コミ、写真、設備などが一覧で比較されるため、「この宿だから泊まりたい」という理由を伝えることが難しい場合もあります。
また、予約に応じて手数料が発生するため、OTAだけに頼り続けるのではなく、ほかの集客方法も育てていくことが大切です。
OTAは「予約を取る場所」
OTAは、すでに宿泊先を探している人に見つけてもらい、予約してもらうことが得意です。
そのため、
「今夜泊まる場所を探している」
「○○周辺で宿を探している」
という人との接点を作るのに向いています。
2.SNS|宿の雰囲気や魅力を伝える
InstagramなどのSNSは、ゲストハウスの魅力を視覚的に伝えるのに向いています。
例えば、
- 客室の雰囲気
- 食事
- 周辺の自然
- 季節ごとの景色
- オーナーやスタッフ
- 宿での過ごし方
- 周辺のおすすめスポット
などを発信できます。
ゲストハウスは、ホテルチェーンなどと比べて「その宿ならではの雰囲気」が魅力になることも多いでしょう。
そのため、単に「空室があります」と発信するだけでなく、
「ここに泊まったら、どんな時間を過ごせるのか」
を伝えることが大切です。
SNSは「興味を持ってもらう場所」
SNSは、まだ宿泊先を具体的に探していない人にも、宿の存在を知ってもらえる可能性があります。
「この場所、素敵だな」
「こんなところに泊まってみたい」
という気持ちをつくるのがSNSの役割です。
ただし、SNSは投稿が流れていくため、料金やアクセス、設備、予約方法などを探しにくいという面もあります。
そこで活用したいのが、公式ホームページです。
3.Googleマップ|地域や目的地から探している人に見つけてもらう
旅行先を決めたあと、
「○○市 ゲストハウス」
「○○駅 周辺 宿」
「○○観光 ゲストハウス」
など、Googleで宿泊施設を探す人もいます。
Google ビジネス プロフィールを整えておけば、Google検索やGoogleマップから宿を見つけてもらうきっかけになります。
写真や営業時間、住所、電話番号、口コミなどを充実させておくことも大切です。
特に地域密着型のゲストハウスにとっては、「その地域で宿を探している人に見つけてもらう」ための入口になります。
4.口コミ・紹介|「ここなら安心」と思ってもらう
宿泊施設を選ぶとき、実際に泊まった人の口コミは大きな判断材料になります。
特にゲストハウスの場合は、
「オーナーさんが親切だった」
「落ち着いて過ごせた」
「周辺の観光について詳しく教えてもらえた」
など、設備や料金だけでは伝わらない部分が魅力になることがあります。
一度泊まってくれたお客様に「また泊まりたい」「人におすすめしたい」と思ってもらえる宿づくりは、長期的な集客にもつながります。
5.ホームページ|宿の魅力をじっくり伝える
そして、ゲストハウスの集客で忘れたくないのが公式ホームページです。
ホームページの役割は、OTAやSNSの代わりになることではありません。
むしろ、
OTAやSNSで興味を持ってくれた人に、宿のことをもっと知ってもらう場所
として考えるとわかりやすいでしょう。
例えばホームページでは、
- 宿のコンセプト
- 客室の詳しい情報
- 料金
- 食事
- 館内設備
- アクセス
- 周辺観光
- 宿での過ごし方
- オーナーやスタッフの紹介
- よくある質問
- 予約方法
など、宿泊を検討するために必要な情報を整理して掲載できます。
ホームページは「泊まる理由を伝える場所」
OTAでは、複数の宿泊施設が並んで表示されるため、どうしても価格や口コミ、写真などを比較されやすくなります。
一方、公式ホームページでは、その宿が大切にしていることや、そこでしかできない過ごし方まで伝えることができます。
例えば、
「自然の中で静かに過ごしてほしい」
「家族で気兼ねなく過ごせる宿にしたい」
「地域の人との交流を楽しんでほしい」
など、宿の考え方や世界観を伝えることができます。
これは、価格だけでは比較できない宿の価値を知ってもらうことにもつながります。
OTA・SNS・ホームページはどう使い分ける?
ここまで紹介した方法には、それぞれ違った役割があります。
簡単にまとめると、次のように考えるとわかりやすいでしょう。
| 集客方法 | 主な役割 |
|---|---|
| OTA | 宿泊先を探している人に見つけてもらい、予約につなげる |
| SNS | 宿の雰囲気や魅力を知ってもらう |
| Googleマップ | 地域や目的地から宿を探している人に見つけてもらう |
| 口コミ | 実際に利用した人から信頼を得る |
| ホームページ | 宿の魅力や詳しい情報を伝え、泊まる理由をつくる |
つまり、
SNSで知ってもらう
↓
ホームページで宿を詳しく知ってもらう
↓
OTAや公式予約ページから予約する
という流れをつくることができます。
もちろん、すべてのお客様がこの順番で行動するわけではありません。
OTAから宿を知る人もいれば、Googleマップからホームページを訪れる人、SNSを見てから予約する人もいます。
だからこそ、それぞれの入口から宿の情報にたどり着ける状態をつくっておくことが大切です。
集客のために、まず見直したい3つのポイント
集客方法を増やす前に、今ある情報がきちんと伝わっているかを確認してみましょう。
① 「どんな宿なのか」が一目でわかる?
ゲストハウスという名前だけでは、宿の特徴が伝わらないことがあります。
「誰におすすめなのか」
「どんな時間を過ごせるのか」
「他の宿と何が違うのか」
を言葉や写真で伝えてみましょう。
② 宿泊前に知りたい情報が見つかる?
料金やアクセスだけでなく、
- 駐車場
- チェックイン・チェックアウト
- お風呂
- 食事
- アメニティ
- 子ども連れで利用できるか
- 周辺の観光情報
など、宿泊前に気になることはたくさんあります。
「これを知りたい」と思ったときに、すぐ情報を見つけられることは安心感につながります。
③ 「この宿に泊まりたい」と思える?
設備や料金の情報だけでは、宿の魅力が十分に伝わらないことがあります。
「この宿に泊まったら、どんな時間を過ごせるんだろう?」
そんな想像ができる写真や文章があると、その宿ならではの魅力が伝わりやすくなります。
すべての集客方法を頑張る必要はない
集客というと、
「Instagramを毎日投稿しなければ」
「ブログも書かなければ」
「広告も出したほうがいいのかな」
と、やることを増やしてしまいがちです。
でも、個人経営や小規模なゲストハウスなら、すべてを完璧に行う必要はありません。
大切なのは、自分の宿に合った方法を選び、それぞれの役割を理解して組み合わせることです。
例えば、
「Instagramで宿の雰囲気を伝える」
「Googleマップで地域から探している人に見つけてもらう」
「ホームページで宿の詳しい情報や魅力を伝える」
「OTAで予約してもらう」
というように、役割を分けて考えてみると、集客の仕組みを整理しやすくなります。
ゲストハウスの集客は「予約を増やす」だけではない
ゲストハウスの集客を考えるとき、「どうしたら予約が増えるか」だけに目を向けてしまいがちです。
でも、本当に大切なのは、
その宿を必要としている人に、宿の魅力がきちんと届くこと。
ではないでしょうか。
自然の中でゆっくり過ごしたい人。
地域の暮らしに触れてみたい人。
家族で気兼ねなく泊まりたい人。
観光地を巡るだけではなく、その土地での時間そのものを楽しみたい人。
そんな「この宿に泊まりたい」と思ってくれる人に出会うために、OTA、SNS、Googleマップ、ホームページなど、それぞれの場所で宿の魅力を伝えていくことが大切です。
ホームページは、単に宿の情報を載せるだけの場所ではありません。
「この宿で過ごしてみたい」と思ってもらうための場所。
そんな視点で、今あるホームページを一度見直してみてはいかがでしょうか。
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